粒子線医学物理学
医学物理学とは、放射線医療・粒子線医療を支える物理および工学の総称です。その内容は多岐にわたりますが、重要な使命は「放射線治療法の高度化の促進」と「品質保証」です。本研究分野では、粒子線治療法の一つである「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」に重点を置いて、医学物理学および物理工学的課題について研究を行っています。
お知らせ
- 鈴木俊介さん(D3)のBNCTに関する論文が、Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A: Accelerators, Spectrometers, Detectors and Associated Equipmentにアクセプトされました。
- 鈴木俊介さん(D3)のBNCTに関する論文が、Biomedical Physics & Engineering Expressにアクセプトされました。
- 野尻 摩依 さん(D2)のBNCTに関する論文が、Medical Physics誌にアクセプトされました。
- 粒子線医学物理学研究分野の助教(安全原子力システム研究センター兼務)に、松林 錦 先生が、2023.10.2日付で着任しました
- 野尻 摩依さん(D2)が、2023.7.14-15に第19回日本中性子捕捉療法学会学術大会(横浜)にて、優秀ポスター賞を受賞しました。
大学院生募集中
当研究室には、京都大学工学研究科原子核工学専攻に修士課程・博士後期課程入学し、粒子線医学物理学分野を選択することで配属されます。当研究所は桂キャンパスから電車で2時間以上離れた場所にあるため、施設見学をご希望の方は、直接ご連絡ください。
アクセス
連絡先
京都大学複合原子力科学研究所
粒子線腫瘍学研究センター 粒子線医学物理学研究分野
〒590-0494 大阪府泉南郡熊取町朝代西2丁目
E-mail: matsubayashi.nishiki.3d@* (スパム対策のためメールアドレスを省略しております。@の後にはkyoto-u.ac.jpを追加して下さい。)
公共交通機関
JR阪和線「熊取」⇒ 南海ウイングバス「原子力研究所前」下車